【第113回】ロータス博士のWinActor塾~AIヘルプⅡ
2026.10.30
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前回に引き続きAIヘルプを使ってみよう。
導入と簡単なチャットまでは既に前回でやっておるが、どうかな?

僕の環境ではもう使える状態です!
今日は何をするんですか?

今回はちょっとした応用のターンじゃ。
エラーを発生させたログをもとに、AIに対処法を聞いてみようと思う。

ログも読んでくれるんですか!
エラーについても聞けるなんて、なんだか頼もしいですね。

では早速じゃがエラー情報を添付したチャットを試してみるとするかのう。
AIに追加情報を渡す
渡す情報の設定
まずはAIヘルプの画面を表示します。
導入がまだの方は前回の記事を参考にしてAIヘルプを使える状態にしておきましょう。

【第112回】ロータス博士のWinActor塾~AIヘルプⅠ
本記事では、WinActor v7.7から搭載された新機能「AIヘルプ」について解説しています。今回はAIとチャットを開始するまでの手順をご紹介します。
AIヘルプ画面を開くと、チャット入力エリアの下に「追加情報」の開閉ボタンがあります。
チャット時に添付するデータはここから選択していきます。

クリックすると一覧が開きます。

この一覧の左のチェックボックスをオンにすることで、送信したい情報を選択できます。
全てのチェックボックスがオフの場合は追加の情報を送信しません。
| メニュー | 概要 |
| 全てチェック |
全てのチェックボックスのオンオフを切り替えます |
| WinActor情報 | WinActorのバージョン情報やインストール情報等 |
| 動作環境情報 | OSのバージョン情報、ブラウザのバージョン情報、MicrosoftOfficeのバージョン情報等 |
| 実行ログ | 直近のシナリオ実行1回分の実行ログ |
| 画像ファイル | デスクトップ全体のスクリーンショット 右部「…」で任意の画像ファイル(.bmp、.png、.jpg、.jpeg) を指定できます。 |
送信する追加情報の中身を確認する
追加で送信される情報がどのようなものか気になりますよね。
そんなときは一覧の右側にある虫メガネのアイコンをクリックしてみてください。

図のように実行ログの虫メガネアイコンをクリックしてみると、メモ帳でログが開きました。
これがチャットで送信される追加情報の中身です。
送信内容に問題がないか、重要な情報が含まれていないか不安なときはここから確認できます。
過去に収集されたデータのままになっている場合もあるので、ここはチェックする癖をつけておきましょう。
送信する情報を最新のものに更新する
連続してチャットを継続しているときなど、前回の収集データがそのままになっている場合があります。
中身を確認してみて古い場合は「再収集」ボタンをクリックすることで情報を更新できます。

実際に問い合わせをしてみよう
テスト用シナリオの準備
今回は画像マッチングをわざとエラーにして、そのログを渡したらどうなるのかを試してみます。
以下のような簡素なシナリオを用意してみました。


簡素っていうかもう画像マッチングしか置いてないじゃないですか。

まあまあ、回答が見たいだけじゃからこれでいいのじゃ。
ちなみに絶対にマッチしない画像を設定してエラーになるようにしてあるぞ。
シナリオを実行
テストシナリオを実行したところ、意図した通りエラーになりました。

細かい話ですが、今回は画像マッチングのエラーとして検知したいので
ウィンドウ識別に引っ掛からないように対象ウィンドウは開いています。
エラーになってから終了までのログは以下の通りです。
2026-10-30 10:35:35.842+09:00 INFO 【アクション】「画像マッチング」を実行。ノードID:7
2026-10-30 10:35:45.749+09:00 INFO マッチング結果 (マッチ率:47.6, 左/上/右/下座標:1178/780/1281/868, マッチング画像:)
2026-10-30 10:35:45.751+09:00 ERROR 【エラー】「画像マッチング」でエラーが発生しました。「マッチング画像が存在しません。」一時停止します。ノードID:7
2026-10-30 10:36:16.451+09:00 INFO 一時停止を受け付けました。
2026-10-30 10:36:16.463+09:00 INFO 【一時停止】ユーザ指示により一時停止します。
2026-10-30 10:36:18.789+09:00 INFO 【実行停止】シナリオ「新しいシナリオ.ums7」の実行を停止しました。経過時間:00:00:42.9530000

これだけで特定できるんですかね?

いやあ、厳しいじゃろうなあ・・・これだけでは根本原因まではわからん。
せいぜい画像マッチングに異常があるということくらいじゃろう。

え・・・
じゃあ最初から解決が難しい問題を・・・?

そうじゃよ。
限られた情報だけでどこまでできるのか気になるじゃろ。

そういえばこの博士けっこうスパルタだった。
チャットで相談
ではこのエラーログをチャットに追加する形で、どのようなエラーなのか、そして対処方法について聞いてみます。
内容は自然な問い合わせの文章で以下のように入力してみました。

追加したログを読んでいるか確認するために、あえて画像マッチングでのエラーとは書きませんでした。
(本来はもっと細かく情報を伝えることで正確な回答に繋がります)
回答結果は以下です。
回答までにかかった時間は10秒以下でした。
全体としてかなり丁寧な回答という印象です。
まず、ログの確認結果として画像マッチングでのエラーということが書かれていますので
追加情報として送信したログはしっかりチェックしてもらえているようです。
さらに画像マッチングの何が悪いのかというところまではログのみでは追えないため、追加情報の要求もありました。
続けて、限られた情報の中で推測できる問題とその対応策が示されており、文末には参考情報まで載せられています。

これは素晴らしい!
あの数行だけのログでここまで細かい案内が返ってくるなら十分じゃな!

丁寧ですね!ここまで提示してもらえたら
あとは自分でちょっと調べたらできそう・・・

ただし送信先はAIじゃ。
何度も言うが送信する内容には気を付けるのじゃぞ。
機密情報などは追加しないように!

しかし予想以上に質の高い回答じゃったな。

なんでもデータを渡すのは怖いので注意したいですけど
10秒もしないで返事がくるのは嬉しいですね。

AIにデータを渡すのはちょっと・・・
というときにはワシらの出番じゃな!

一般的な質問やエラーはAIでもOK。
中のデータも含めて調査の場合はRoTASってことですか!

それが賢い使い方じゃな!
一方で、何もかもAI頼りにするとそれにもリスクが伴うからのう。
自分で解決するときでも、一度調べてAIの回答と合わせてみるのが良いじゃろう。

でもこれでAIに任せられるところが増えましたね!
僕の休暇も増えるってことですよね!

いや、そうなったらロータス君には別の仕事があるんで・・・

(ため息)
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